3.シェイプを調整してみる
第一回目と二回目の講座でアバターの基本パーツについてお話させていただきました。 今回は実際にシェイプパラメータを調整して美人アバターを作成したいと思います。 シェイプパラメータは非常に多くの種類がありその設定値で下記の容姿が決定します。
・身長…普通、高い、低い
・体型…普通、細め、太め
・顔…丸、面長
・眼…大きい、小さい、丸い、細い、潤んでる
・鼻…細く小さく、唇は小さく、薄い、笑い顔
・口…薄め、厚め、小さい、大きい
・e.t.c
シェイプパラメータを調整したアバターにいろいろなスキンを着せてみましょう。
そしてメークをして素敵なアバターを作りましょう!!!
どんなタイプのアバターにするかを決める
初めに一口に美人アバターと言ってもみなさまの美に対する感性がそれぞれ異なります。 美人の定義というものがそれぞれ違いますからどういうアバターが「美人」というのか 非常に表現が難しいです。
みなさまが「うわ〜綺麗〜〜〜!」と思う万能美人を作れればいいのですが、そういう場合に限って美人ではなくなってしまうものです^^;
では、どうするかですが、まず作成するアバターの理想像を決めましょう。
ざっと考えてみてもタイプはいろいろありますが、一番初めに悩むところは人種ですね。日本人タイプか?外国人タイプか?
セカンドライフを始めたばかりの方はアバター製作の知識も情報も少ないと思うので美しいアバターがどのようなものなのかも分からないでしょうし、そもそも日本人タイプとか外国人タイプとかもピンと来ないと思います。
これは実際にご自分でアバターを作ってみようと挑戦し始め、スキンなどを着せ替えているウチに「あ〜スキンって外国人ばっか!日本人スキンにしたいんだけど〜・・・」なんて分かってくるものですね。
分かりやすい「美人」アバターを作れれば、日本人顔でも外国人顔でも愛着が沸いて付き合っていけるでしょうけど、なかなかそう上手くはいきません。なので、ここでは日本人顔を作ってみたいと思います。とは言え、日本人という定義もなかなか難しいので、この講座では東洋系と思っていて下さい。
顔の見た目はスキンで決まる
シェイプを調整するといっても、実際は顔の見た目はスキンのメークでほぼ決まってしまいます。ではどのスキンを使うかですが、私が最もお薦め出来るのは私が働いているINSOLENCEのお店で扱っているスキンです。これは宣伝ではなく本当にそう思っているからです。
私もセカンドライフ歴はまだ半年足らずですが、初めはフリーのスキンを使ったりいろんなSIMのスキン屋さんを探してDEMOスキンんなどを試しました。時にはスキンに合わせてシェイプを調整など、いろいろ試行錯誤しましたがどうもしっくりきませんでした。
結局落ち着くところはINSOLENCE,Rac,D-Skinあたりになるのではないかと思います。これらのショップ名は皆様もよくお聞きするショップでしょう。今のところこの3つのショップがセカンドライフ内での代表的なスキンショップです。多くの日本のユーザーが着ているのを見かけます。
その中でもやはり最も自然でリアルな質感をもつINSOLENCEのスキンが一番自然な美しさを演出できると思っています。実際私もINSOLENCEのスキンをずっと愛用しています。
今回はINSOLENCEスキンを使ってみたいと思います。二階にスキンのフロアーがありますので是非一度行ってみてください(図1)
図1

最近はスキンを製作する日本人クリエータさんが多くいるようです。日本のSIMを巡回中によくスキンを見かけます。見かけるたびにDEMOスキンを購入しますが、実際に着てみてもまだ感動できるスキンに出会ったことがありません。これは好みの問題になってしまいますが、早く日本人のクリエータさんに感動させてもらえるスキンを作ってもらいたいと願っています。^^
(もう少し文章が続きますが、ちょっとだけご辛抱を!^^;)
体型のタイプ
次に体型ですが普通、スリム体型、可愛い系、セクシー系、アニメ系、モデル系などいろいろあると思います。これもまた好みの問題になるので難しいところですが、本講座は「美人アバターの作り方」ということと、私が働いているお店のモデルさんやお店のオーナーの知り合いでセカンドライフ内では超有名なモデル兼超有名クリエータさんを見ていると理想的な美人像はやぱり「スーパーモデル」に近づけているようです。(図2)
図2

挑戦という意味でモデルさん体型にでもしてみましょうか!(笑)
まぁリアル世界では一生涯掛けても無理な夢なのですがせめてセカンドライフでは少しの可能性も持ってみたものですね^^;
モデルさん体型の場合、一般的には身長はやや「高く」、体型は「細め」ですが図2の写真のモデルさんを見ると外人さんはシェイプは出すところは出す、絞るところは絞るとメリハリをつけているようです。年齢層は10代後半〜20代前半と言ったところでしょうか。^^
顔のシェイプパラメータを調整する
さて、アバターの中で一番重要な顔に入りたいと思います。
あっ!そのまえにシェイプパラメータの調整は容姿エディターで調整します。
(容姿エディターの使い方はJinnさんの「アバターの外見調節」のページを参照してください)
体型についてはある程度アバウトな設定をしても着るお洋服でそれらしく見えてしまいます。でも顔はそうはいきません。アバターにとって顔はとても重要です^^
まず、アバターシェイプを一度崩します。 容姿エディターの「形」のランダム化でアバターのシェイプパラメータをシステムの乱数で適当な数値に調整します。 【ランダム化】ボタンを押すとシェイプが変わるのが分かると思います。うわ〜〜、どれもモンスター状態ですね^^;凄まじいです!!!とりあえず、図3が一番よさげなのでこれでいってみます。
図3

シェイプ調整の際、ヘアが邪魔になるので初期ヘアは数値をすべて「0」にしてしまいましょう(図4)。初期ヘアは外すことが出来ないのですべてのパラメータの数値を「0」に設定することでヘアの効果を無しにします。いずれ市販のプリムヘアをつけるので初期ヘアは意味がありません。
図4

まずは頭のサイズから
初めに頭のサイズを調整します。頭は非常に重要です。出来るだけ小さくします。
理由は
1.出来るだけ小さくして八頭身美人の体型を目指しましょう。でもバランスが重要です。
2.頭のサイズを後から修正すると顔のバランスが崩れ顔が変わってしまう。
3.身につけるヘアによっては頭皮がはみ出てしまうことを防ぐためです。
少し距離の離れたアバターを見た時、ヘアが薄くなっちゃって地肌が見えているアバターを見かけたことがありませんか?あの状態はセカンドライフのビューワーが処理負荷を軽減させるため一定以上の離れたオブジェクトの処理を間引いているためだと思います。特にヘアは身につけるオブジェクトの中でもプリム数が圧倒的に多いので間引かれるのでしょう。すると処理されないヘアのプリムの部分が見えず地肌が見えてしまうことがよくあります。
いくら完璧なアバターに仕上げても地肌が見えてしまってはさすがに格好悪いですね。この問題は私たちだけでは防ぎようがない無い問題ですが、それでも出来るだけ頭のサイズを小さくすることで頭をヘアの中に隠し見えにくくする努力はしたいものです。(笑)
私はETDのヘアを良く使うのでETDに合うようなHead Sizeに決定します。
頭の大きさ(Head Size)は「45」です。
さぁ、ここから一気に説明しますよ〜。
・頭の長さ(Head Stretch)は縦横のバランスから「40」くらい
・頭の形(Head Shape)は丸顔から四角顔の形を作ります。これは面長風に「50」
・顔の長さ(Head Length)は前後の長さ。へこみ過ぎも出過ぎもおかしいので「40」
・正面から見た左右のゆがみ(Face Shear)さすがにゆがみはしないので「50」
・おでこの形(角度)(Forehead Angle)は美しさの見た目にはそれほど影響しませんがヘアとのマッチ度に影響します。一応「50」
・目の上の骨格(BrowSize)おでことフラットになるようにして「10」
・ほっぺの上部のふくらみ(UpperCheeks)は出過ぎず「20」
・ほっぺ下部のふくらみ(LowerCheeks)はフラットに「40」
・ほお骨(Cheek Bones)は突っ張りすぎないよう自然がいいので「0」
頭シェイプの調整後は図5になりました。
図5

眼
続いて眼の調整です。
第二回目の講座では「眼の大きい海外の美人さん」と書きましたが大きくさせすぎると不自然になってしまうので気を付けて下さい。
・眼のサイズ(EyeSize)はアバターの顔の輪郭とのバランスで決めます。普通から微妙に大きいかなくらいで「46」
・眼の開き(EyeOpening)このパラメータで眼を開かせて眼の大きさを印象つけます。まずは落ち着いた感じで「43」
・眼の間隔(EyeSpacing)間隔も顔の輪郭とのバランスで決めます。普通に「53」くらい
・目尻の調整(OuterEyeCorner)たれ眼、つり目を調整します。普通に「53」くらい
・目頭の調整(InnerEyeCorner)これは私の感覚的に「0」以外おかしいので0にしました
・眼球位置の奥行き(EyeDepth)眼の奥行きの位置です。表面からの見た目ではあまりよく分かりません。横から見ながら調整します。「35」くらい
・上まぶたの調整(UpperEyelidFold)これ重要です。眼のサイズ、眼の開きとの関連があります。とりあえず突っ張らないよう「25」くらい
・下まぶたのたるみ調整(EyeBags)0にすると張りすぎ、数値を大きくすると疲れ目の感じが出てしまうので「10」。なんたって20代前半ですから。^^
・下まぶたのふくらみ調整(PuffyEyelids)のっぺりや嫌なので自然な膨らみ程度に「20」
・まつげの長さ(EyelashLength)メークでつけまつげを付けるので最後は「0」にしますが、今は普通に「50」にしましょう
・眼の左右大きさの割合(EyePop)両眼均等がいいので「50」
こんな感じです。(図6)
図6

鼻
次は鼻です。
・鼻の大きさ(NoseSize)全体のバランスを見ながら後で微調整するの今は「17」くらい
・鼻の横幅(NoseWidth)鼻の大きさのバランスとマッチさせて「21」くらい
・鼻孔のサイズ(NostrilWidth)これもバランスを考えながら出来るだけ小さく「20」くらい
・鼻の下の調整(NorstrilDivision)へこみすぎず出過ぎず「60」
・鼻の頭のサイズ(NoseThickness)バランスを考えながら出来るだけ小さく「20」
・鼻上部の高さ(UpperBridge)眉間はおでこよりへこませつつ鼻の頭に掛けて自然な曲線になるように「30」
・鼻下部の高さ(LowerBridge)鼻の大きさ(NoseSize)、鼻上部の高さ(UpperBridge)とのバランスを考えながら「56」くらい
・鼻上部の横幅(BridgeWidth)眼の間隔(EyeSpacing)と鼻全体の形状とのバランスを考えながら「50」くらい
・鼻の頭の向き(NoseTipAngle)極力下に向けたいところですが、我慢して「50」(※1)
・鼻の頭の形(NoseTipShape)丸みが崩れない程度に小さくして「30」くらい
・鼻の左右対称の割合(CrookedNose)鼻の位置は正面にしたいので「50」
鼻修正後の顔です。(図7)
図7

※1…鼻の頭の向きを極端に小さくしてしまうと鼻の付け根のグラフィックの部分に影が出来てしまい見栄えよくあり ません。
口
次は口です。
・口のサイズ(LipWidth)は出来るだけ小さくしたいですが、小さすぎず「20」くらい
・唇の厚み(LipFullness)スキンを着た時に微調整するのでいまは「50」
・唇の突き出具合(LipThickness)自然のまま「50」
・唇上下の比率(LipRatio)上下均等は微妙にグラフィックが変なので上唇が微妙に厚いくらい「40」
・口の位置(MouthPosition)鼻とあごのバランスに合わせますが、スキンを着た時に調整するので「30」くらい
・口角の向き(MouthCorner)数値を小さくすれば怒り顔、大きくすれば笑い顔。普通に「50」にします
・唇の山の深さ(LipCleftDepth)自然であればいいので「50」
・唇の山の間隔(LipCleft)「50」は広すぎなので「20」くらい
・口の左右対称の割合(ShiftMouth)口の位置は正面にしたいので「50」
口の見た目はやや小さくなった感じです。(図8)
図8

あご
次はあごです。
・あごの角度(ChinAngle)あごの縦ラインが口から真下に方向になるように「71」
・あごの形(JawShape)耳からあごまでのラインが自然になるように「50」
・あごの長さ(ChinDepth)これ重要です。頭、鼻、口の位置・サイズのバランスを考えて「30」
・あごのたれ具合(JawAngle)パラメータ的には角度なのですが、調整時の見た目はあごのたれ具合なので自然の曲線で「70」
・下あごの出具合(JawJut)感覚的に下の歯のかみ合わせが上の歯よりも前に出ないように「40」くらい
・ほおのたれ具合(Jowls)絞りすぎは曲線がなくなってしまうので「10」くらい
・あごの割れ具合(ChinCleft)割れは不要なので「0」
・あごの形(UpperChinCleft)自然の曲線のままがいいので「0」
・あごから首の形(Chin-Neck)鋭角にならずたれすぎず「20」くらい
正面からの見た目は変わりありませんが、横からみたときえらが変わっています。(図9)
図9

ヘアをつけて微調整
とりあえず、一通りのシェイプを調整してみましたがこの状態でヘアを付けてみましょう。(図10)
図10

図10右の横顔を見ると顔全体の縦のラインが微妙に右方向に傾いているのがわかります。これはおでことあごのバランスがよくありません。再度、頭のパラメータを調整します。
縦のラインのおでことあごのバランスは(EggHead)を修正します。横顔を見ながら調整して正面から見てもおかしくないようにします。「80」くらいかな。
するとおでことあごの比率が変わってしまいあごが長くなってしまうのでほんの気持ち縮めましょう。
顔の長さ(HeadStretch)を短くします。「21」くらい。
この状態が図11です。
図11

再度ヘアを付けてみましょう。図12
図12

だいぶ整ってきました。^^
以上、頭、眼、鼻、口、あごのシェイプパラメータをざっと私の感覚で調整してみましたがいかがで
しょうか?
では、ちょっとINSOLENCEのスキンを着てみましょう。どれほど変化するでしょうか。
図13

図14

おぉ〜〜かなりよさげですね〜〜〜^^
っていうか、一つのシェイプで違うスキン4つ着てもそれほど違和感ないので結構良いシェイプができなんじゃないでしょうか!!!
ちなみに着たスキンは図13左は「Anna-pale-raspberry」、図13右は「Eva-pale-night」、図14左は「Sonia-pale-smokey」、図14右は「Sophie-pale-night」です。
ひとまず、このシェイプをベースとしておきましょう。後は着たスキ ンに合わせてそれぞれ微調整をすれば「美人アバター」の完成も近いです。ある程度バランスのとれた シェイプベースができれば眼の大きさの調整、鼻の向き、口の形などはみなさんのお好みに合わせて微 調整していただいても構いません。
次回は体型を調整してみましょう!このアバターのシェイプパラメータは紙面の都合上、次回公開いたします。






